法善寺
神社・仏閣
慶長5年(1600)宗玄和尚の開基です。この宗玄は河本弥左衛門といって関西の人でした。
行徳にきた弥左衛門は海岸や荒地を開拓し、塩田をつくって塩焼の製法を里人に教えました。
法善寺が行徳塩の発祥地として「塩場寺(しょばでら)」と呼ばれるのはこのことからです。
本堂の前には芭蕉の「うたごふな潮の華も浦の春」の句を刻んだ「潮塚」と呼ばれる句碑があります。これは芭蕉の百回忌を記念して行徳の俳人戸田麦丈などによって寛政9年(1797)に建てられたものです。