八幡・鬼越・中山

いちかわお散歩コース
「あなたのパワースポットを見つけよう!in八幡・鬼越・中山」の
イベントでパワースポットとなっている神社仏閣をご紹介いたします



1.葛飾八幡宮(パワースポット:千本公孫樹)
八幡の由来とも言われる葛飾八幡宮。約千年前の建立で、源頼朝も参詣。
推定樹齢1200年と言われる御神木・千本公孫樹は、多くの幹が寄り添い支え合う姿から、縁結びのご神徳があると伝えられています。
こぶを煎じて飲めば乳の出が良くなるとの言い伝えで育児守護の信仰があり、また古来より幸福や財運を授かる白蛇が棲むといわれます。

2.おりひめ神社(パワースポット:境内の石組み)
ニッケコルトンプラザが毛織物工場だった昭和初期、工場の安全と繁栄を願って建立されたおりひめ神社。御祭神は天照大神で、商売繁盛、厄除開運、縁結び、学業成就のあるといわれます。
注目してほしいのが、モアイ像のように見える神域の森にある石組み。
不思議な力を感じられるかも。

3.神明寺(パワースポット:弘法大師像)
鬼越にある真言宗豊山派寺院の神明寺は、日意法師によって元和2年(1616年)に建立されました。
鎌倉時代、幕府で政争に敗れた小栗判官が、愛馬・鬼鹿毛でこの地へ逃れる際、祈りを捧げることで難を逃れた不動明王像(小栗判官厄除出世不動)をお堂へ安置したと伝えられています。
また、この愛馬をつないだ公孫樹は、樹齢約800年を数えます。
寺院正面に佇む弘法大師像は、厄除け・開運、出世・商売繁盛のご利益があるといわれます。

4.神明社(パワースポット:狛犬)
元和2年(1616年)に伊勢神宮より遷宮された神明社。天照大神を祀り、学問や商売繁盛のご利益があるといわれます。
境内には樹齢約400年の大くすの木や、かつて村内に点在していた天神様や道祖神様が。
神輿蔵には行徳の浅子周慶の大神輿が安置され、狛犬の下にある36貫(約135kg)の力石は力自慢で使われていたと伝えられています。

5.中山法華経寺(パワースポット:中山大仏)
鎌倉時代に開かれた 中山法華経寺は、日蓮聖人ゆかりの大本山。
法難に遭われた日蓮聖人の命を救った中山の鬼子母神は、霊験あらたかな神様として、また子育ての神様として信仰されています。
全国から集まる僧侶たちが極寒の中、水行や読経を続ける「大荒業」が有名。
注目してほしいのは、江戸時代に制作された「中山大仏」。仏様の大きな慈悲を表し、私たちに静かな安心感を与えてくれます。

6.奥之院(パワースポット:弁財天の滝)
日蓮聖人が富木常忍公の館に逃れてきて建立した法華堂が法華寺となり、中山の本妙寺と合寺して法華経寺となった後、法華寺は奥之院と呼ばれるようになりました。
弁財天はインドに由来する水の神であり「食を潤し商売を繁盛させる」。
注目して欲しい奥之院の弁財天は、縁結び・恋愛成就の神様としてご利益があるといわれます。
また、弁財天の滝は商売繁盛・子孫繁栄として信仰されています。
※滝が流れていない場合は奥之院までお声かけください。

7.「鬼越」の地名の由来
鬼越の地名については、いろいろな話が伝えられています。小栗判官が愛馬・鬼鹿毛に乗ってこの地を通ったところ、沼にはまり込んで動けなくなりました。しかし、不動明王のご利益で鬼鹿毛はみごと沼地を乗りこえ、小栗原に着きました。そこで鬼鹿毛が通り越えたところから、「鬼越」になったといいます。
他にも、そのむかし、鬼国の人が鹿島の神(茨城県の鹿島神宮)に降伏して、この地を越えて行ったところから、「鬼越」といったとか、あるいは、字(あざ)島野には鬼が住んでいたので、そこを「鬼子居」とよんだものが、後世になって「鬼越」となったものともいいます。
また、字「世直」は、村人たちが「島野」にいる鬼どもを追いはらい、ここに祠(ほこら)を建てて「世直社」と号したことに由来するといいます。この話から、最初「鬼にげ」といったものが、後に「鬼越」になったのだともいっています。
【出典:『続 市川のむかし話』市川民話の会 編集・発行】


INFORMATION
DATA
- 1.名称:葛飾八幡宮
- 住所:市川市八幡4-2-1
- 電話番号:047-332-4488
- 2.名称:おりひめ神社
- 住所:市川市鬼高1-1-1ニッケ鎮守の杜
- 電話番号:047-378-3551
- 3.名称:神明寺
- 住所:市川市鬼越1-11-8
- 電話番号:047-334-7142
- 4.名称:神明社
- 住所:市川市鬼越1-26-18
- 5.名称:中山法華経寺
- 住所:市川市中山2-10-1
- 電話番号:047-334-3433
- 6.名称:奥之院
- 住所:市川市若宮2-21-1
- 電話番号:047-334-0221
- 7.名称:「鬼越」の地名の由来


