常夜燈
散策コース
文化9年(1812)に、江戸日本橋西河岸と蔵屋敷の成田山にお参りする講中の人々が航路安全を祈願して建てたものです。
高さ4.31メートルの石造りで、側面には協力した人々の名前が刻まれています。昭和45年、旧江戸川堤防拡張工事のため、位置の移動を余議なくされたり、袴腰の上に設置されたこともありましたが、平成21年12月12日、常夜灯公園のオープンに伴い、常夜灯は免震装置を施しリニューアルして公園内に設置され、より安全に皆様に親しんでいただけるようになりました。
本行徳村では天明6年(1786)の時点で、53艘の乗合船が所持されており、新河岸は船を利用して成田山を参詣する旅人など、行徳経由の道を往来する人々で賑わっていたようです。